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テクノ・ポップの名曲たち [You Tube]

こないだまたヒマにまかせて夜中にYou Tubeを観ていたら、懐かしい80年代のテクノ・ポップのPVにぶつかり、いろいろ観てしまった。
最近はPerfumeの大ブレイクによってテクノが見直されているらしいが、昔からテクノ・ポップは大好きだ。
人間による血の通った熱い演奏ももちろんいいが、これとは真逆に位置する、ある意味そういう生身の感覚を敢えて拒絶するかのようなコンピュータやシンセを駆使した機械的で無機質なピコピコ・サウンドも好きである。少なくとも私は出始めの時から新しい音楽としてテクノ・ポップを受け入れることが出来た。

デトロイト・テクノなど80年代後半〜90年代以降のハード・コア・テクノは昔のテクノ・ポップとは別物だしほとんど聴いていないのでここは省略します^^;。
実はPerfumeなんかはこの辺の影響も強いようだが、いかんせん聴いていないので何とも言えないのが情けない(苦笑)。

欧米ではエレクトロ・ポップと呼ばれたこの音楽が最初の隆盛を極めたのが70年代末〜80年代にポスト・パンクから派生して生まれたニュー・ウェーヴ・ムーヴメントのいちジャンルとしてだった。
そもそもはジョルジオ・モロダークラフトワークにより70年代後半にドイツから発信された音楽で、これがUKのニュー・ウェーヴ・シーンを発端として世界中に飛び火。
日本でもこの動きがYMO、プラスティックス、ヒカシューなどを生み出したことはご存知のとおりだ。
その後テクノは確立されたジャンルとなり、シンセやコンピュータは80年代以降現在に至るまであらゆる音楽にとって重要なツールとなる。

そこで今回はYou Tubeで見つけて来たテクノ・ポップの歴史的名曲を何曲がご紹介したいと思います。

techno.jpg

まずはテクノの元祖、ドイツのクラフトワーク。すべてはここから始まった。'78年の「The Robots」は曲そのものもそうだが、この映像で観るように無表情で演奏するメンバーもロボットのように不気味なほどクール。31年経った今聴いても充分刺激的だ。



クラフトワークに比べるとUKのテクノはポップ度が高い。
のちに再結成YESに参加、脱退後はZTTを設立してプロデューサーとなるトレヴァー・ホーンが在籍していたのがバグルズ
この「Video Killed The Radio Star(ラジオ・スターの悲劇)」は'79年に全英No.1となり、その後世界中で大ヒット。



ビートルズなどによる60年代以来となった80年代初頭の第2次ブリティッシュ・インヴェージョンの皮切りとなった曲が'81年に全米No.1ヒットとなったヒューマン・リーグ「Don't You Want Me(愛の残り火)」だった。このあともたくさんのヒット曲を飛ばす。



ヒューマン・リーグとほぼ同時期にアメリカを侵略したテクノ・ポップの名曲がこのゲイリー・ニューマン「Cars」だ。UKではテクノ・ポップの第一人者のひとり。
このシンセ・サウンドは当時の全米チャートの中で異質な感覚を放っていた。



主要メンバーだったジョン・フォックスが抜け、後釜にミッジ・ユーロが加入後ポップに変身したウルトラ・ヴォックスの'80年のヒット曲がこの「New Europeans」
当時日本でサントリーか何かのCMに使われたり、数年後のアン・ルイスのシングル「ラ・セゾン」がこの曲をパクったことでも有名。
テクノのわりにカッティングが印象的なギターがフィーチャーされているところが個性的だ。
'82年にはジョージ・マーティンがプロデュースしたアルバムも出している。



これは誰でも一度は耳したことがあるのではないかと思われるほどメジャーな曲、'80年のO.M.D.(=ORCHESTRAL MANOEUVRES IN THE DARK)「 Enola Gay(エノラ・ゲイの悲劇)」
シンセのリフが印象的な名曲だ。



これもJT 日本タバコのCMに使用されて聞き覚えのある人も多いだろう。Mの'79年のヒット曲「Pop Muzik」
この人はのちに坂本龍一のプロデュースでアルバムを出したりしている。



最後はお馴染みのEurythmics「Sweet Dreams」。'81年の大ヒット曲だ。
マイナー調のダークな曲自体ももちろんいいが、初めてこのPVを観た時はオレンジ色の短髪に男物のスーツで登場するアニー・レノックスの強烈なインパクトにヤラれ、次の日私はレコ屋にすっ飛んだのだった^^。
このユニットはその後テクノと普通のロックの間を行ったり来たりしたが、やはりテクノのイメージの方が強い。



この他にも名曲はたくさんあるが、あまり貼付けると重たくなるのでこれくらいにしときます^^。


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がぁこ

こういうのがテクノミュージックっていうのならテクノ好きかもー☆
聴いたことない曲がいっぱいなのにすごく耳に残って心地いいから(^-^*)
あ、エノラゲイの悲劇って曲は聴いたことアルアル♪
by がぁこ (2009-04-04 23:18) 

MASA

テクノ・ポップってくらいだからポップで聴きやすい曲が多くて、なかなかいいでしょ。
一歩間違えると下世話で安っぽくなっちゃう音楽だけど、ここで選んだのは楽曲として良質なものばっかりだね。
さすがに「エノラ・ゲイの悲劇」はがぁこちゃんも知ってたかあ。
うれしいねえ。
by MASA (2009-04-04 23:34) 

PETTY

一番苦手な時代の・・・その中でも一番苦手なジャンルのくせに、今回MASAさんが上げたPV全て記憶にあるものばかり。

なんだかんだいってもMTV世代ですから、好きだ嫌いだいいながらも
ちゃんと視覚と聴覚はそれをとらえ、私の記憶中枢に残しているんですね。
Eurythmics苦手って言うのだって、嫌っていうほどPV見てるからだろうし、それだけ印象に残っていたんでしょうね。

by PETTY (2009-04-05 13:22) 

MASA

PETTYさんがもっとも苦手な、ある意味ニュー・ウェーヴ期の真骨頂がこういう音楽ですもんね(笑)。
とはいうものの、当時はMTVもFM放送もこういう音楽をかけまくっていた時代ですから、そりゃイヤでも耳に入っていますよね。
まあ私にとっては楽しいいい時代でしたけど^^。

by MASA (2009-04-05 13:55) 

ayumusic

こんなかでは、RobotsとCarsが好き。90年代以降のデトロイトでのムーブメントも、黒人労働者がモータウンやPファンクのサウンドと、クラフトワークやゲイリーニューマンなどのコンピューターミュージックとの融合を試みたものらしいです。フォード自動車工場のロボットはまさに労働者ですからね。今度はディープなハウスなども取り上げていただけると嬉しいです^^
by ayumusic (2009-04-06 23:54) 

MASA

ayumuさん、こんばんは。
やはりけっこうテクノ色がハッキリしたものがお好きなようですね。
私も昔は打ち込みで音楽をやっていたのですが、テクノって作ってると楽しいんですよね^^。

ハウスかあ、私が聴いてたのはディープなものより、今回みたいなポップなものが多いしなあ。
マニアしか知らないUKものとかも多いですよ^^;
まあ機会があったら今度取り上げてみます。
by MASA (2009-04-07 00:59) 

掛野伸雄

Gary numan のcarsがダントツで好きですね
(^ ^)
by 掛野伸雄 (2015-02-23 07:20) 

hello_nico

初めまして
ゲイリー・ニューマンの名前を忘れてしまい、検索してたどり着きました。
レコードを見て「おぉ、私の好きな物ばかり」しかし、Human Leagueの赤いジャケットだけは見た事がありません…

そうですよね、テクノポップの最初はクラフトワークでした。
次に耳に入って来たのは日本のP-Model、YMOとかもうちょっと後でした。

全米チャートはよく分からないのですが、少なくとも日本で聞いていて、Tubeway Army→Gary Newmanの頃は、Human Leagueは男性4人組だったと思います。Heaven 17と分裂後に女子高校生2人をナンパして「Don't You Want Me」をヒットさせたのではなかったでしょうか?

ジョルジオ・モルダーはよく分からないのですが、ドナ・サマーの「I Feel Love」を指しているのでしょうか、ディスコから突然テクノに変わり驚きました。懐かしい事を思い出させていただいて、ありがとうございます。
by hello_nico (2016-09-25 07:45) 

MASA

hello_nicoさん、初めまして。ようこそです。
最近は更新の頻度がかなり少ないのですが、以後ヨロシクです。
趣味がワタシとちょっとカブるようで嬉しいですね^^。Human Leagueのは「Don't You Want Me」のイギリス盤12インチ・シングルです。
おっしゃる通りHuman Leagueは途中から女性メンバーが加入しましたよね。ヘタウマ加減がハンパないヴォーカルがたまりません(笑)。
ジョルジオ・モロダーはドナ・サマーの前からシンセを駆使した音楽を作っていて、ドナ・サマーを手がけてから一気に有名になりましたね。

by MASA (2016-09-25 22:34) 

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